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住まい探しの曜日・時間帯
住まい探しをするときの服装
「業者票」で免許の更新番号をチェック
情報を小出しにする業者だったら、すぐに出て行こう
契約をやたらと急がせる業者には要注意ですが……
下見中の心理誘導に注意しよう
住まい探しの曜日・時間帯
ここからは、いよいよ住まい探しの実践編です。
今までのところで、予備知識を十分身につけていただいていたら、これからは、その知識を実際に現地で確認していく番です。
まず、住まい探しは、どの曜日に行うのがよいのでしょうか?
それは、
できるだけ土曜日・水曜日を避けて、それ以外の日に行う
ということです。
新入生の多くは、一人で住まい探しをするのではなく、保護者を伴っているのがふつうです。
当然のことながら、保護者が休みを取りやすい土曜日や日曜日に行うというのが多いのですが、もっとも来店・来場者が多いのが土曜日です。
土曜日は、他の新入生もたくさん来店・来場しているので、会場そのものもたいへん混雑します。
待ち時間が長くなったりもします。その上、ていねいな説明が受けにくいのです。
結果的に不満の残る住まい探しになってしまうこともあるのです。
一方、水曜日というのは、不動産業者の定休日となっていることが多いのです。
もちろん、大学周辺の業者は住まい探しのシーズン中については休まずに営業している場合も多いのですが、一般業者は休業の場合がよくあります。
そこで、できるだけ土曜日・水曜日を避けて来店するようにしたほうがよいのです。
また、
大学や大学生協を訪問する場合には、開設(営業)日・開設(営業)時間帯を事前に確認
しておきましょう。
特に、大学の場合には開設時間が短い場合もあるからです。
訪問する時間帯としては、できるだけ午前中に
するようにしましょう。
その理由は、春先などは午後遅くなると薄暗くなり、日当たりが確認できなかったり、あせって条件のよくない物件を決めてしまったりするようなことにもなりかねないからです。
それに、住まいの契約が一通り終了し、各種の手続きを終えるのにけっこう時間がかかるからです。
住まい探しをするときの服装
住まい探しを行うときは、どういう服装にするのかということも気をつけておきましょう。
住まいを決めるのは、新入生本人と保護者ですが、家主や、その意向を受けた不動産業者にも、「誰を住まわせるのか」という選択する権利があるのです。
もっと端的に言えば、いくら本人が物件を気に入ったとしても、家主や不動産業者が住まわせたくないと思えば、契約は成立しないということです。
茶髪程度では驚かない家主でも、あまりに奇抜な服装や格好になると、避けたくなるのも無理からぬことです。
他の入居者とトラブルを起こしたり、わけのわからない人たちが出入りしたりするのも困りものだと考えるのです。
家主や不動産業者は、保護者についても、「服装で人を見る」のです。
従って、
あまりにラフな格好は避けたほうが無難
です。
「業者票」で免許の更新番号をチェック
業者を訪問したとき(パンフレットを見てもわかるはずですが)、「業者票」というものが、店内の見やすいところに掲げられているはずです。
それを見ると、○○県知事免許あるいは建設大臣免許などという表示のあとに、(1)とか(2)というように、()がついた小さな数字が書かれています。
これは、3年に1回(現在は5年に1回に改定)ある免許の更新番号を表しています。
たとえば、(3)という場合には、2回の更新を経ている、つまり少なくとも6年以上は、免許の取り消しになることなく営業を続けてくることができた業者であるということです。
地元の業者で、
更新番号が多ければ、免許の取り消しをされるような罰を受けることなく営業を続けてきた業者であり、一定の信用がある
ということを表しています。
ただし、古くから付き合いのある物件にあぐらをかいていることもあり、条件のよい新規物件はそれほど多くないこともあります。
それに、「逆は必ずしも真ならず」です。例えば、(1)だからといって信用できない業者であると決めつけることはできないのです。
単に、新しく営業を開始しただけの場合も多く、かえって、
新しい業者の場合には、地域を必死に回って、条件のよい新しい物件をたくさん集めている場合も少なくない
からです。
情報を小出しにする業者だったら、すぐに出て行こう
不動産業者の物件紹介の仕方には、2つのタイプに分かれます。
一つは、新入生の希望する条件や優先順位をきちんと把握した上で、その条件にあう物件を熱心に探してくれるところと、もう一つは、新入生の希望条件や優先順位などをさらっと聞き流す程度に聞き、一つずつ物件資料を小出しに出してくるところです。
前者のような不動産業者は、借主の希望にできるかぎり沿うように、数多くの資料の中から、いくつかの物件資料を一生懸命探し出してきて、一つ一つの物件について、説明してくれます。
しかし、後者のような不動産業者では違います。
まず、最初に一つの物件資料を出してきて、希望条件に合うかどうかを説明するのではなく、その物件がいかによいかということを説明するのです。
新入生や保護者がその物件に難色を示すと、再度、他の物件資料を出してくるのです。
そして、同じように、出してきた物件のよさを説明するのです。
最初から、希望に合う物件をいくつか出すのではなく、一つずつ出してきて、その物件では逃げられると思った途端に、もっと条件のよい物件を出してきたりするのです。
前者のような不動産業者は、顧客本位の不動産業者ですが、後者のような不動産業者は自社の利益しか頭にありません。
情報を小出しにするような業者なら、けっして条件のよい物件を紹介してくれない
でしょう。
そんなところはすぐに出て行くのが賢明です。
契約をやたらと急がせる業者には要注意ですが……
一般の不動産紹介の場合には、「契約をやたらと急がせる業者も要注意」です。
しかし、新入生の住まい探しの場合には、この注意事項が単純には当てはまらない
のです。
新入生の住まい探しは、大勢の新入生がいっせいに住まい探しを行っているので、契約までのんびり構えていたら、条件のよい物件はどんどんなくなっていくのです。
従って、新入生のことを考えると、ある意味では「契約を急がせるのは当然」なのです。
それでも、「契約をやたらと急がせる業者」には、やはり要注意です。
下見中の心理誘導に注意しよう
いくつかの物件の紹介を受け、いよいよ物件の下見に行くときの注意です。
悪質な業者の手口に引っかからないように、その巧妙な手口をお教えしましょう。
物件の紹介を受け、条件に合う物件が見つかれば、実際に物件を見学に行くことになります。
状況にもよりますが、ふつう、業者では2〜3件程度の物件の下見に連れて行ってくれるでしょう。
いくつかの物件を回り、その中で気に入った物件があれば、その物件を決定するという段取りになるのです。
ところが、業者の中には、最初から特定の物件に契約させるのを腹の中で決めておきながら、その物件以外に、1つ2つの物件を案内するように見せかけ、はじめに、ターゲットの物件以外のところに案内するふりをするものがいます。
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